光彩なくともただ足掻く

ASD(自閉症スペクトラム)30女が少しでも楽しく生きられるよう足掻いてます。

ASD(自閉症スペクトラム障害)と私

生きづらいな、と思ったことはありませんか?

 

その場にそぐわない、空気が読めない発言をしてしまったり、

予想していないことが起きると、パニックに陥ってしまったり、

注意していてもケアレスミスが多くて仕事に支障が出たり。

 

今挙げたものは、ADHDASDの特性の一部です。

思い当たるふしがあるなら、あなたももしかしたら、ADHDASDなのかもしれません。

 

かく言う筆者も、まさに上記に挙げた特性に苦しむ一人でした。

学生時代は何とか、”頼りない人間”で済んでいたものが、社会人になって仕事をするようになり、同僚との違いをまざまざと見せつけられるようになり、立派な、”仕事が出来ない人間”になってしまいました。

それでも、自分が他人と違うところがあるなんて気づく由もなく、はや10年。

「大人の発達障害」という本が有名になっていき、テレビで特集されるようになってようやく、「あ、私ももしかして?」と疑問を持つようになったのです。

 

 

そもそもADHDASDとは何なのか。

 

まず、ADHD(注意欠如/多動性障害)。

いわゆる「発達障害」のひとつで、不注意、多動性、衝動性の3つに特性があり、先天的な脳機能障害が主な要因であるとされているそうです。

 

そして、ASD自閉症スペクトラム障害)。

こちらも「発達障害」のひとつで、社会性・コミュニケーション・想像力の3つの特性を持っているようです。

ちなみに、2013年まで、ASD自閉症アスペルガー症候群にわかれていたそうですが、アメリカ精神医学会の診断基準DSMの中で、診断名はASDに統合されるようになったとのことです。

一般的に自閉症というと言語発達に遅れのある場合をいうようで、知能が定型の人と同等で言語発達の遅れがない場合はアスペルガー症候群と判断する場合が多いそうです。

参考:自閉症スペクトラムがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版) [ 本田 秀夫 ]

自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体 (SB新書) [ 本田秀夫 ]

大人のADHD もっとも身近な発達障害 (ちくま新書) [ 岩波明 ]

発達障害に気づかない大人たち [ 星野仁彦 ]

 

 

筆者はASDアスペルガー症候群)ですが、ADHDの特性にも多少思い当たるところがあります。

くっきりとわかれている訳ではないようなので、筆者のように両方の要素を持っている人もいるようです。

 

それでもしっかり働いている人はたくさんいて、とても尊敬できるのですが、筆者は無理でした。

ASDの特性でもある「感覚過敏」は、聴覚や嗅覚が敏感で、電車や他人のにおいに耐えがたい苦痛を覚え、ストレスを感じるのです。

次第に辛くなり、体調を悪化させ、仕事を遅刻したり休むことがあり、同僚に呆れられる。

職場のみんなに申し訳なく思い、「こんな自分はここにいない方がいいんだ」と考え、退職する・・・。

そうして転職を繰り返してきました。

 

これまたASDの特性である「コミュニケーション能力の低さ」というのが、女性である筆者には大きな影響を及ぼしていました。

周りの女性達に比べ受け答えが人より遅かったり、興味関心がない内容にコメントしようにも考えすぎてよくわからないことを言ってしまったりすると、すぐに仲間外れにされてしまいます。

 

なら、仕事に生きる、ということが出来ればまだ良いのですが、またASDの特性「言葉の意味を取り違える」「空気が読めない」が発動して、人との連携がうまくいかない。

筆者は当時事務職で、特に人との連携が必要だったので、大変でした。

業務内容はしつこく確認していましたが、ウザがられる始末。

「言わなくてもわかるでしょ!」なんて、なんと残酷な言葉でしょう。

改めて思うと、指示しなかった方が悪いに決まっているのですが、その時は「私って仕事出来なくて迷惑ばかりかけてしまって駄目だな・・・」と自己嫌悪して、また体調を崩して退職しました。

 

そうこうしているうちに転職回数は7回を超え、今に至ります。

せめて、もっとストレスに強ければ・・・。

人に迷惑をかけても気にしない厚顔無恥な人などいくらでもいるのに、何故そうなれないのか、そればかり考えていました。

 

でも、考えていても何も変わらないな、と思い留まり、このブログを立ち上げました。

私のような方も、私より症状の重い人だっているでしょう。

私の過去や思いを晒すことは、きっとその方々のためにもなるはず。

私の失敗を、軌跡を、糧としていってほしいと思っています。

 

ASDADHD自閉症スペクトラム・・・そんな単語で調べているあなたのために。

あなたは一人じゃないよ。